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「土と腸は大事!」シンポジウム参加しました

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    6/6(土)・7(日)に行われた日本の農業と食を考えるシンポジウム「土と腸は大事!」に参加しました。

     

    用賀のCHhom東京校の会場には120人ほどでしたが、Zoomで参加された方は900人以上で合計1000人越えの講演会でした。

     

    由井寅子先生の講演はもちろん、

    「遺伝子組換えルーレット」の監督・ジョフリー・スミス氏へのインタビュー、

    印鑰(いんやく)智哉さんの遺伝子組換えやアグロエコロジーのお話、

    国際政治経済学者の浜田和幸さんの「パーフェクト・ストーム」のお話(すごくお話が上手!)

    おなじみの酒向猛先生の「千島学説・腸の話」、

    高野先生の飄々としたユーモア・・(こんな素晴らしいお医者さん、そうそう居ないわ〜)

     

    どなたのお話も、凄く凄い内容でした。

    その中でも一番、恐ろしさが体に沁みてきた「種」の話をお伝えします。

     

    ◆山田正彦さん(元農林水産大臣・日本の種子を守る会顧問・弁護士)の講演から。


    最近よくニュースでも「長年の法律だった種子法が廃止され、新しい法律が作られようとしている」と聞きますよね。

    ごく最近は女優の柴崎コウさんが、「種子法廃止に反対します」とSNSなどで発信して物凄く叩かれて

    炎上しました。

    正直、「種子法? 種苗法? 法律改正するの? ワタシは農家じゃないし・・関係ないかな〜」と思っている方が多いと思います。


    今回、山田元大臣の話を聞いて、その法律改正がなされると農家の方のみならず、数年後などの近い将来、

    どのくらい日本中に、そして私たちに恐ろしいことが起こるのか・・

    沁みてきてゾッとしました。

     

      まず。

      今までの種子法では、農家の方は自由に自家採種ができました。

      自分の作っている野菜や果物の中から質の良いものを選び、次の年はその良き種から苗を作り育てる。

      そうすることでドンドン野菜も果物も品質の良いものになっていくし、

      自分の育てたものから種を摂れば

      お金はかかりませんでした。

     

      それが、天下の悪法・新しい種苗法がもし国会を通ってしまうと

      その法律で縛られて

      農家の方たちはそれが出来なくなってしまいます。

      

      もし万が一、それをしているのがバレたら「10年以下の懲役・もしくは1000万円以下の罰金」だそうです。

      法人に至っては3億円以下の罰金という、トンデモナイ話。

     

    あまりにも酷い話、酷い法律なので、地方の農家の人たちはその法改悪が通りそうなことを「作り事」だと思って信じない人も居るそうです。

    山田元大臣が「こんな恐ろしい法律が通りそうなんですよ!大変なのですよ!」と言っても

      「いんや〜、そんなまさかぁ、お上がそんなヒドイことを決めるわけナイべ」と言うわけです。

      それほどヒドイことになる法改悪なのです。

      

      農家の方たちに、自分の作物から自分で種を摂り苗を育てることを禁じておいて、じゃあどうしろと?

     

      答え「国が認定した種や苗を毎年、買いなさい」と言うのです。

      

      しかもその種苗は「F1」と言って、一代限りしか作れない種苗なのです。

      だから、毎年毎年、どこかから種苗を買わなくてはいけない。

      

      茨城県のイチゴ農家さんへのインタビューでは

    「もし、この法律が出来てイチゴの苗を買わなくてはいけないことになったらどうなりますか?」との質問に

    「今の量のイチゴを作りたかったら約1000万円、苗を買うのにかかることになります・・そして収入はほぼ1000万円・・・ということは、支出と収入がプラスマイナスゼロくらいになってしまうので・・・

    正直、イチゴ農家を続けるのが難しくなってしまいます」

    と話していました。

     

    奄美大島の農家の皆さんへのインタビュー。

     奄美大島は随一の砂糖の産地です。そしてそこで育てられるサトウキビは、ほとんど全部が自家採種。

     自分たちの育てたサトウキビから質の良いものを選び、それをまた植えて育て・・

     そうやって戦国時代くらいから暮らしてきたのに。それをすると法律違反になるから出来なくなるという。

     一人の農民の方が、とても鋭いことを言っていました。

     「今、アメリカではトウモロコシがかなり余っているみたいです。

      トウモロコシからは甘味成分がとれるからニセ砂糖のようなものが作れる。日本の砂糖農業を全滅させて、

      そのニセ砂糖を日本に買わせたいのではないでしょうか」

     

      う〜〜ん、並みの国会議員より真実がしっかり見えているのではないでしょうか?!

     

     天下の法改悪が国会を通ってしまうと・・・きっと日本で凄い数の農家の方が『農業を廃業』せざるを得なくなるでしょう。  

     自分で作った種苗を使えないで買わないといけないとなると

     作物を作るほどに赤字になる農家だらけになるでしょうから。

     

    そして、かろうじて農家を続けよう・・と頑張る方たちも、

    自分のところの立派な野菜や果物から摂った素晴らしい種苗を使えなくなり

    ロクでもない外国産の種苗を買って育てざるを得なくなる。

    しかも毎年。

    一代しか育たない種苗を買い続けるという虚しさ。

    やってられるかあ〜〜! と、やはり農家を止めてしまうかも知れません。

     

    耕されなくなった畑だらけ・放置された水田だらけの日本の田舎の風景になります。

     

    もう水田もやらないし農業用水も使わないし・・・となり

    しかし農家を廃業したけど、食べていかないといけない。仕方ない・・土地を売るか・・

    不動産会社から売りませんか?という話も来たし・・

    1億円だってさ!それなら売ろうか・・もう売るしかない、

    と、農地を手放す人たちが続出。

    さらに『湧水がある水源の土地』も売られていくでしょう。

     

    さて、誰が買うのでしょうか?

     

    答え=外国人。おそらく、主に中国・アメリカ・中東などの資本家たちか日本の田舎の美しい土地を買いまくるでしょう。

    一度売ってしまったら、木を切られても山を崩されても水源を塀で囲われても手だしが出来なくなるでしょう。

     

    日本人はあって当たり前だと思ってる、水と豊かな緑の溢れる土地は、

    乾いた国土の人々から見たら生唾が出るほど欲しいもの。

    しかし、何も起こらなければ日本人の豊かな農地を手放したりしません。

     

    そのための布石の、法改悪ではないでしょうか?

     

    美しい日本の田舎は外国資本によりボロボロにされて植民地よりヒドイことになるでしょう。

     

    そして私たち消費者は、日本古来の大切に守られ磨かれた素晴らしい野菜や果物を手に入れることが出来なくなります。

    お上(国)に決められた、数少ない外国から買った種苗で育てたしょーもない野菜や果物しか店頭に並ばなくなります。

    しかも高くなるでしょう。

     

    そして日本古来の野菜や果物は消滅していくでしょう。

    日本人は種を支配する外国企業に「食」という一番大切なところをガッチリ抑えられて身動きできないようになります。

    食物が係っている=命が係っているので、言うがままになる・・くらいのことが起こるでしょう。

     

    こういう考えを『想像力が豊かですね〜』とする「お上の側」の人々も居ます。

    皆さんはどう思われますか?

     

    講演者のお一人・国際政治経済学者の浜田和幸さんのお言葉が印象的でした。

     

    105歳で亡くなった日野原重明先生にインタビューしたときのことです。

     『元気で長生きの秘訣はなんですか?』とお聞きしたら

     『希望と夢に満ちた未来日記を書く。

      異性への興味と付き合いを忘れない。

      なにを食べても良いけど最低30回、噛みなさい』と言われました。

     

     最低30回噛む、というのは食べ物のことだけど、コロナのこともあり情報が溢れている現在、

     たくさんの情報が貴方に流れ込んでくるでしょう。

     食べ物を鵜呑みにしてはいけない、30回噛みなさい、というように

     情報も鵜呑みにしてはいけない、30回噛みなさい、

     と僕は思います」

     

    そう思います。

    皆さんも、この話も噛んで味わって?みてください。

    posted by: philiaito | 未来のために | 00:25 | comments(0) | - | - | - |
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