「トロイラスとクレシダ」 観に行く前に・・・

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    週末に、友人の妹さんのお招きでお芝居を見に行くことに。

    演出は、かの! 「世界のニナガワ」 蜷川幸雄さん です。

    (そういえば先日は、娘である蜷川実花さん監督の映画 『ヘルタースケルター』 も見ました。
     蜷川親子の才能を楽しむ夏・・・)

    しかしながら、上演されるシェイクスピア原作の 『トロイラスとクレシダ』というお話をサッパリ知らないため、
    少しネットで調べたものの・・・

    シェイクスピアの中では 「問題作」 とされる作品らしく、あらすじを読んでも、なお、
    どんなお話かピンと来ません。

    トロイ戦争の中、愛を誓ったトロイラスとクレシダは引き裂かれて・・・
    って、ロミオとジュリエット的な話かと思いきや、
    クレシダは別の武将に言い寄られて浮気?
    トロイラスは大嫉妬、
    これは喜劇? とおもいきや、
    そうでもない、という・・・



    ところで我が家には、ビックリするほど物がないのですが、しかしダンナ所有の本とCDだけは
    大量にあります。

    本の趣味が全然違う夫婦なので、お互いがお互いの本に全く手を出さないのですが・・・

    ダンナは 政治・経済・文学・音楽・スポーツにおいては私より知識が豊富なので

    聞いてみました。

    「シェイクスピアの劇を見に行くんだけど・・・『トロイラスとクレシダ』っていうの。
     知ってる?」

    (まさか知らないよねえ〜)という含みで言ったのに、

    本棚から、スッと出してきて差し出されたのがこの本。

    しかも付箋がついてるし(笑

    シェイクスピアが一通り揃ってましたウチの本棚。
    ぜんぜん読んでいませんが!

    ちなみに・・・ざっくり読んでみましたが・・・
    正直あまりわからない! オモシロさが!

    これは世界のニナガワによって素晴らしく仕立てられたであろう舞台を
    物知らずなりの素直な心で見てみればいいのかな、と思いなおしました。

    ところで、付箋がついているページには、何かダンナの心に感銘を与えるとか、
    名セリフとかがあるのかな・・・と思って読みましたが、

    それもサッパリわからなかったです(−−)


    posted by: philiaito | | 22:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

    「黄金を抱いて翔べ」 + マヤズム

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      高村薫さんのデビュー作 「黄金を抱いて翔べ」 が映画化され、11月に公開だそうで。

      岡本ホメオパスも私も好きな、ある人も出演するので♪ きっと映画は見に行くだろうと思い、
      原作を読んでみました。

      「銀行本店の地下深く眠る金塊を強奪せよ!
       大阪の町を舞台にしたたかに生きる6人の男たちの大胆不敵な計画が始まる」

      というような、バリバリのハードボイルド。

      20年ほど前に書かれたにしては古さを感じないのですが、
      「やっぱり昔に書かれたんだなあ!」と思うポイントは

      「みんな携帯を持っていない」というところ。

      いちいち公衆電話から連絡とったりしていて犯罪計画する側もタイヘンそうです(^^)


      さて、本・映画・ドラマなんかの感想を友人と語り合うときってありますよね。

      「〇〇っていう映画みた? どうだった?」
      「見たよ〜、あれはねえ〜」 
      と言うように。

      ホメオパシーを知っている同士だと、ついついホメオパシー用語を使って説明してしまったりします。

      この小説だったら、感想を聞かれたら

      「すごくシフィリティック(Syph)な話だったよ〜」 というところ。

      Syph(シフィライナム)=梅毒マヤズム のことです。

      マヤズムという概念はホメオパシー独特のもので、
      ざっくり言えば

      「先祖から受け継いできた、体質・体格・性格の特徴、習慣・好みなどモロモロを含んだ遺伝的傾向」

      というところでしょうか。

      Syph(シフィライナム)のキーワードとしては、

      「破滅・破壊・孤独・極端」といったものがあります。

      それなので、その一言で、なんとなく

      「ああ、ハッピーエンドの終わり方じゃないんだな、ちょっと破滅的なラストなのかな、
      人が亡くなるような展開があるのかな」 などと色々わかったりします。

      しかしながら、Syphは「両極端」や「極限」という性質もあるので、
      Syphの強い人は

      「ものすごく美貌」「またはその逆」
      「とんでもない天才」「またはその逆」

      という面があったりします。

      それなので、歴史上の偉人、文学者、芸能人として突出した人などには
      Syphの強い人も多いです。

      ホメオパシーを一般の方に説明するときに、なかなかわかってもらいづらい面のあるマヤズムの話、
      またときどき、実例(?)を挙げてみますね〜。

      この映画のキャストです。


      計画立案=浅野忠信
      実行犯=妻夫木聡
      システムのプロ=桐谷健太
      エレベーター技師=西田敏行
      爆弾工作員=チャンミン
      資材調達=溝端淳平

      さて、私や岡本ホメオパスの好きな人は誰でしょう? (既にバレバレ(笑)

      【おまけ】
      そういえばちょっと面白かったハナシとして、
      この小説、先日、大阪在住のダンナの親友一家を訪ねていったときに
      「新幹線の中で読もう」と思って買ったもの。

      予備知識なく読んでいたら、実行犯=妻夫木聡の住んでいる設定の場所が
      大阪府吹田市 なのですが、

      訪れたご一家は大阪府吹田市に住んでいて。

      小説のことを話題に出したら、その家の奥さまから

      「高村薫さん、住宅街で見たよ〜。
       なんの変哲もない、普通の家の庭の木をジーッて凝視してて
       『小説家は目のつけどころが違うんか〜』 と思ったよ」

      なんていう話を聞きました。

      こういうのもシンクロニシティ、とか言っていいんですかね??

      posted by: philiaito | マヤズム | 08:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

      高円寺の阿波踊り

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        この週末は、杉並区・高円寺の夏の風物詩 『阿波踊り』でした。

        毎年、大盛況ですごい人手なんです。

        人並みを避けて友人たちと焼肉店へ。

        喧騒を逃れた・・・と、のうのうと焼肉を食べていたら、店内に阿波踊りチームが入ってきた!

        笛と太鼓と掛け声と♪

        いや〜、でも、女衆の着物に傘男衆の半被に鉢巻!

        いいですね〜。

        日本人って綺麗だな〜 と思って惚れ惚れ眺めました。

        腰を低く落として、足元を軽やかに、手元はなめらかに。

        これもまた、日本人を美しく見せる、日本人らしい動きかと。

        高円寺の阿波踊りには日本全国からチームが集まってくるのですが、
        去年は震災があったため、祭自体が自粛で開催されなかったんです。

        今年はそんなワケで、皆さん、力が入っていた模様。

        福島の阿波踊りチームも来ていたようでした。

        友人の一人は、阿波踊りに惚れたらしく、
        「高円寺に引越してくる!」と叫んでいました。

        10分おきくらいに、5グループくらいが入れかわり立ちかわり店内に入ってきて
        踊ってくれたので、私たちはじめお客さんは喜んでいたのですが、
        お店の人はタイヘンだったようで、

        「冷麺やアイスクリームがなかなか来ないね〜」と言っていたら
        お店の方が来て

        「あの・・・踊り終わるのを待っていたら冷麺がのびて、アイスが溶けてしまったので
         すみません・・作り直していいでしょうか」

        と言われ。

        東京飯店のスタッフさま、おつかれさまでした!

        でもイヤな顔ひとつせず、すごく皆さん対応が良くて。

        年に一度の祭ですから、がんばっていらしたのかな、と。

        高円寺で焼肉のときはぜひ〜。

        posted by: philiaito | おもしろ楽し | 22:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

        LoveLove東北旅行

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          LoveLove東北旅行に行ってきました。

          と、言っても自分のコトではありません。

          (ダンナの)お父さん&お母さんのコトです(^^)

          はじめは、父が 「一人で行く」 と言ったらしいのですが
          母が 「心配だから私もいっしょに行く!」 と、2人旅になったようです。

          真夏に10日ほどの東北から函館まで行く旅、
          「体はだいじょうぶかなあ〜」 と思っていたのですが。

          旅行を終えて、「東京で一泊するから会おう」と言うことで
          新宿で、朝ごはんを一緒に食べました。

          2人ともビックリするくらい元気!
          父は、名刹を精力的に訪れて、御朱印帳を充実させていました。

          驚いたのは、いつもエレガントでオシャレな母が、
          身軽なリュックひとつで旅行してきたコト!

          「この日数の旅行で荷物これだけ?!」
          と驚いたら
          「コインランドリーで洗濯したりしながらだったから、全然だいじょうぶだったよ〜」
          と涼しい顔をしていました。

          父母の夫婦としての歴史を、母、姉、ダンナなどからチラチラ聞くと
          若いころは、たくさんケンカしたり、かみ合わない時期もあったみたいです。

          でも、なが〜く一緒に居て、お互いなくてはならない存在になって
          こうやって、なんだかんだ言いながらも旅行できるって、いいな、と思いました。

          しかもこのお2人、青春18切符使って旅行してますからね!

          まだまだ青春なんじゃないかな〜 私も見習おう! と思いました。
          posted by: philiaito | 旅行 | 08:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

          夏休み 〜子供はリアリスト?!〜

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            夏休み、妹一家と海辺の街へ小旅行しました。

            写真はウチのダンナと5歳の姪っ子、妹のダンナ様、小2の甥っ子。

            甥っ子姪っ子には、私は「知子おばちゃん」を略して「ともおば」と呼ばれているのですが
            旅行中、「おば」さえ略されて

            「とも!」「とも!」 と呼び捨てに。

            威厳がナイせいか、最近どーも小バカにされている気が・・・。

            おじちゃんである私のダンナのことは何気にリスペクトしているようで
            小バカにした言動などはしないのです。

            ホテルで朝食を食べているとき。

            甥っ子が

            「やっぱりパパがいるといいなあ!」

            というので、

            「カワイイこと言うなあ」 と思いつつ

            「パパがいるとやっぱり良い?」 と聞くと

            「うん! だってパパがいると(パパのI-phoneの画面で)トムとジェリーが見られるから!」

            だと。

            妹いわく

            「おじちゃんは、I-phoneの大きいヤツ(I-pad)持ってるから尊敬してるらしいよ」 とのこと。

            ・・・子供って!

            意外と良く見てる、というか、最新機器みたいなものを持っていて使いこなしている人とかに
            弱いんですね。

            ときどきは
            「ともおば、すげえ!」
            と思われるような能力などを甥っ子姪っ子の前で発揮してみせないと
            小バカにされっぱなしになるような気がするので・・・

            ときどき、がんばろうかな、と思います。
            posted by: philiaito | 旅行 | 09:26 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

            それぞれのメダルへ!

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              (メキシコ戦。 左からDF鈴木大輔 DF吉田麻也 MF扇原貴宏)

              寝不足です。

              オリンピック、特に熱心に男女ともに全試合、生で見てるサッカー・・・

              選手たちも、中2日という強行日程で連戦してキツいでしょう。

              見る方も、中1日で連日の深夜観戦です。

              なでしこ、男子、一日休み、なでしこ、男子、一日休み・・・そりゃ寝不足になりますわ。

              サッカー好きの皆さん、もうちょっとガンバリマショウ。

              なでしこは、プレッシャーにも負けず決勝に駒を進めて
              やはり決勝にやってきた因縁のアメリカと頂上決戦!

              本当に見事です。

              決勝進出が決まった、勝利後のインタビューでもキャプテンの宮間あや選手が
              たいしてニコニコもせずにクールに、舞い上がるインタビュアー相手に

              「ありがとうございます。 でも私たちの目指してきたのはもっと上なので。」 
              と、凛々しくコメントしていて

              「なでしこ、というよりこの人たちが『サムライ』って感じ・・・」と思って見てました。

              でも男子も! すごく応援してます!

              「予選も突破できないんじゃない?」 という事前の冷たい世間の評価をくつがえして
              4強に残ったんだから、充分、立派です!

              3-1で負けてしまったメキシコ戦。 流石に優勝候補、強かった!

              ものすごく悔しがってましたね。

              特に、決定的な2点目を自分(&GK)のミスで得点された扇原選手
              試合終わって号泣。

              写真は、2点目の失点直後、ちょっと呆然といった感じの扇原に、キャプテン吉田が
              「ドンマイ」って感じでしょうか。

              泣くな扇原!

              いや、いっぱい泣いて、そしてそこから立ち上がってくれ!

              「彼がいなかったら、ここまで(準決勝)こられなかった」という評価も
              メディアからも、チームメイトからもされています。

              まだ若いんだから! 
              この悔しさを糧にして、ヤットさんの後をつぐボランチに
              成長して欲しいです。

              応援してます!

              そして男子は、韓国と因縁の、銅メダルをかけた3位決定戦!

              「韓国とは『因縁』という言葉では表しきれないほどの因縁がある」と、ニュースから。

              世代別代表で、U-19 U-20などで、日本は韓国の前に
              悔し涙を飲んできた経験があり。

              韓国の選手は、「メダルとったら兵役免除」というご褒美もあるので
              ただでさえ闘志が燃えているところに、更に燃えそう。

              お互いを知り尽くしていて、かつ絶対負けられない相手と
              ファウルしまくり、イエロー量産、みたいな激しい試合になりそうです。

              この韓国に勝って銅メダルをとったら、それは金メダルより輝く価値があると思う。

              Fight!
              posted by: philiaito | サッカー | 10:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

              姉と。

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                姉と会いました。 

                姉、と言ってもダンナのお姉さんで、私にとっては義理の姉。

                そして義姉といっても、実は同じ年。 (ダンナが3歳下なので)

                名古屋在住の現代音楽の作曲家で、名古屋や千葉の大学で
                現代音楽や作曲を教えてます。

                NYのコロンビア大で博士課程を修了してきた才媛です。

                はじめて会った頃は、あまりに才女なのでちょっとキンチョーしてましたけど、
                今はダラダラできる間柄になりました。

                今日が千葉の大学の前期の終了日だったとのことで、家に泊まって帰ったんですけど
                夜カフェしながら
                ずっとしゃべり・・。
                 (写真は荻窪のLa Stradaにて。 ラテアートの上手なバリスタさんがいます)

                大学の先生しながら、コンサートも運営しつつ、更に年に何回か、自身の作品が演奏されるとのことで、
                スペイン、メキシコ、北欧、NYとかに招ばれているような人なので、
                いつも、

                ただ、ただ
                「すごいなあ」 
                と思って見ていたけど・・

                そんな彼女も新人時代には、 「泥くさい営業してた」という話を聞いて

                ちょっと感動。

                義姉いわく

                「そりゃあそうだよ! 
                大学の博士課程でたって言ったって、無名の作曲家がいきなり評価されるワケないよ〜。 
                ダメもとで、いろいろやった! ホール借りに行って断られたりもしたし」

                そうか、そうかあ〜。
                と、小学校から超・優等生だった、という義姉の逞しい一面を知りました。

                自分が今、「第二の故郷」と思う吉祥寺で、ホメオパシーを広めたい!と思ってセンターを開いたけど
                具体的に何したらいいかわからなくて、とまどっていることもあったので・・・

                エリートだと思ってた彼女の新人時代の話を聞いて
                ちょっと勇気をもらった、良い夜でした。

                お姉さん、これからもヨロシク!

                義姉のHPです。↓
                良かったら見てみてくださいね☆

                伊藤美由紀HP



                posted by: philiaito | おもしろ楽し | 09:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |