吉祥寺ホメオパシー日和
東京都武蔵野市の吉祥寺駅のそばのホメオパシーセンターでホメオパス(ホメオパシー療法士)をしています。
伊藤知子と申します。
ホメオパシーのことはモチロン、日々、好きなものについて書こうと思います。
伊藤知子と申します。
ホメオパシーのことはモチロン、日々、好きなものについて書こうと思います。
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2014.12.27 Saturday
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インド映画・礼讃!
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年末はクリスマス・年賀状・大掃除となんだかんだ忙しいですよね。
それなのに、この忙しいときに限って良い映画が上映されていたりして
バタバタしながら見に行ったりしていました。
インド映画通のクライアントさんにお話を聴いたり
DVDをお借りしたりして、ここ1年ほどでジワジワ、インド映画のファンになってきました。
そのクライアントさん一押しの大々アクション映画『チェイス!』に行ってきました。
主演は、前にブログでご紹介した映画「きっと、うまくいく」にも
主演しているアーミル・カーン。
20代に見える40代。
ストーリーは・・
「マジックとダンスを融合したゴージャスなショーを繰り広げてシカゴ中を熱狂の渦に巻き込むサーカス団を率いる
天才トリックスター・サーヒル。
その裏の顔は幼いときに父を破滅に追い込んだ銀行への復讐を誓い、犯行を重ねる腕利きの金庫破りだった」
と言うもの。
『チェイス!』の原題は『DHOOM3』。
『DHOOM』の1&2が大ヒットしたため
莫大な製作費を投じて作られた・・と聴いてはいましたが・・
オープニングから度胆を抜かれる派手さ!
はじまって1分くらいで日本映画1本分の製作費を使い果たし、
10分までに、ハリウッド製B級アクション映画の予算5本分は使ったよな・・という
シーンが展開されます。
あまり凄いので「これはオープニングにだけ派手なシーンを詰め込んで、あとは静かになるパターンかな?」と
思ったのですが、
とんでもない。
最後の最後まで「湯水のように」製作費を使い、これでもか、これでもか、の
エンターテイメントぶりです。
そして、ストーリーの途中でサーヒルが警察に追及されるシーンで
「え?どんなトリックを使ったの?」というところがあるのですが
そのトリックは
「実はサーヒルは〇〇だった」というもので
その種明かしに「え〜〜〜それはナイでしょ!」と思ったのですが
それが、(個人的には)ロバート・デニーロ越えの名優アーミル・カーンの
演技力を堪能する仕掛けになっています。
(しかし、その種明かしシーン、みんな同じように思ったらしく
帰りのエレベーターで女性2人連れが
「そのトリックは無いわ!と思ったよね」と言っていました(^^))
あんまり書くとネタバレになってしまうので、肝のところは書けませんが
いやはや、スゴかったです。
アクション好きの男性はかなり楽しいでしょうし
アーミル・カーンがとにかくカッコいいので女性も楽しめますし
サーカスのシーンもシルク・ドゥ・ソレイユみたいで素晴らしい。
シャネルNo5のモデルみたいな美女のダンスシーンなども。
インド映画の良いところは
「いろんな意味で度胆を抜かれたり常識をひっくり返されたりするので
たいへん気分転換になるところ」かな、とも思います。
国民性も、日本と正反対なので余計そう思うでしょうか。
他のインド映画のチラシからのご紹介。
タイトルから良いですね「恋する輪廻」。
決め台詞は
「何度生まれ変わってもまた君に恋をする」です。
主人公は映画が始まってすぐ、ヒロインを助けようとして
死んでしまうらしいのですが、タイトル通り、たぶん生まれ変わってヒロインのもとに来るらしい。
悠久のインドでは恋愛もロングランなのでしょうか。
そしてこちらの映画「マッキー」。
死んで、ハエに生まれ変わった主人公が愛する女性を守るため
マフィアに戦いを挑む!
・・という、もはや「良くこの映画の企画、通ったよな〜」と
感じ入ってしまいます。
自分が生まれ変わってハエになってたら・・
う〜ん、愛する夫を守るとか、マフィアへの復讐とか、さっさとあきらめて
ハエとして生きるしかなさそうですが
インド人は逞しいな!
やはり予防接種を一切、打たないとそのように逞しくなるのか〜、と
ヘンなところに感心してしまいます。
インド映画=インドの人々のものの考え方、がとても伝わってくるわけですが
色々、日本と反対なことも多いので、常識をひっくり返されるところが良いですね。
「学校の友達とケンカした・・会社での人間関係がうまくいかない・・と
くよくよ家で沈んでいたら、家の屋根で凄い音が!
「なんだろう」とベランダに出てみたら、屋根の上にUFOが乗っていて
そこから宇宙人が降りてきて
『オトモダチニナリマセンカ』と言った。
人間関係の悩みがぶっとんでしまった」
とか、そんな感じに現在のクヨクヨを飛ばしてくれるインド映画。
冬休みに、良かったらご覧になってみてください。
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2014.12.16 Tuesday
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出張セミナーに行ってきました
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今日は寒かったですね!
東京は霙混じりの雨で冷え込みました〜。
少し前に「アイピローです」と頂いたこちらの品、たいへん役立っています!
電子レンジで30秒ほど温めるとホカホカになります。
中にはラベンダー、ジャーマンカモミール、有機玄米が入っているそうで、
レンジで温めると玄米の香ばしい香りとラベンダーとカモミールの芳しい香りがして
それだけでも安らいだ気分になります。
くださった方は「伊藤さんはレンジをお持ちでないかと心配でしたが・・」なんて
おっしゃっていましたが、レンジはしっかり家にあります(笑)
アイピローですが、首の後ろの付け根あたりにのせると
ちょうどおさまり、こんな寒い日には本当にありがたい温かさ。
今、このブログを書いている最中にも首にのっかっているので
ちょっとご紹介させていただきました。
さて先週、「出張セミナー」に行ってきました。
吉祥寺・三鷹からは50分ほどかかるところ。
場所は駅前のショッピングビルの中の静かなカフェでした。
画面資料があるセミナー「はじめての方のためのホメオパシー」などでしたら
パソコンを持っていき、画面をお見せしてお話するので
ご自宅や、テレビのあるところが良いかも知れませんが
それが必要ないセミナーでしたら、静かなところなら
どこでもOKです。
今回、クライアントさんが選んでくださったカフェは
静かで、お話のしやすい環境でした。
申し込んでくださったのは、5か月の赤ちゃんと、上に小さいお子さんがいる
お母さん2人です。
お二人とも赤ちゃんを抱っこしてのセミナー。
お話の間、赤ちゃん2人もとてもおりこうにしていてくださいました(^^)
可愛かったです♪
今回のご希望は
「予防接種を打ってしまった後の対応についてお聞きしたいです」との
ことでしたので、先日、開催したばかりのセミナー
「子供の病気と流行病 〜YOBOキットを使いこなそう〜」の資料も
参考にお話しました。
出張セミナーの料金は、参加者が3名までなら3000円。
4名以上なら5000円です。
今回、セミナーによんでくださった方は、
「一人3000円なのかな?」と思われたようで
「お2人で3000円、もしくは3名で呼んでくださっても3000円です」と
申し上げたら
「そんなに安くていいんですか・・?」と
心配されてしまいました(^^)・・が、
大丈夫です!
なかなかフィリアまで足を運べない方、
家族やお友達などにホメオパシーのことを教えたいが
自分ではうまく説明できなくて・・という方も
ぜひ、「出張セミナー」いたしますので
お呼びくださいね。
結構遠くても、参じますので!
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2014.12.08 Monday
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フィリア 第28回セミナーでした♪
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昨日の日曜日は、フィリアで
「子供の病気と流行病 〜YOBOキットを使いこなそう〜」のセミナーでした。
インフルエンザも勿論、麻疹、水ぼうそう、おたふくなどの子供の病気を
どうやってホメオパシーのレメディで予防するか、そして、もしかかってしまったら
どういうレメディをとればいいか、など詳しく勉強しました。
みなさん活発に質問してくださり、
活気がありました!
今回も9人の完全満員。
出席してくださった皆様、少しキュウクツでしたでしょうか・・すみません。
フィリアがもうちょっと広ければなあ〜、とたまに思うのです。
今回のスイーツ当番は岡本ホメオパスで、
「前から気になってたの〜♪」という
kirarinaの地下の素材にもこだわっているお店で
「クグロフ」を買って来てくれました。
クリスマスっぽくて楽しい気分になるお菓子でした。
ナッツ類がたくさんついていてチョコとマッチしていて美味しかったです。
岡本ホメオパスが持ってきてくれた紅茶、
KUSUMI TEAの「プリンス ウラディミール」もクリスマスに合う香りでした。
(名前が耽美で良いなあ・・)
もうひとつ、クライアントさんがくださった
この綺羅綺羅した紅茶も、とても良い香りで美味しかったです。
国立にあるKunitachi Tea Houseの紅茶だそうです。
薔薇やフルーツの香りがふわーっと香りました。
今回のセミナーで2014年のセミナーは最後です。
来年の1/18(日)のセミナー「マヤズムを知ろう」は
HPにアップしたら「アッ!」という間に満員になってしまいました(汗
また第2弾も考えていますので、「行きたかったのに〜」という方、
そのとき、お待ちしています!
その次は
3/1(日)基本キットを使いこなそう! 〜前編〜
4/19(日)に、後編です。
こちらも、ホームページトップに載せたら既に5席、埋まってしまいましたので
あと4席です。
お申込みの方、おはやめにどうぞ!
最近、この、手と足を体の下にスッポリとしまう『香箱座り』に凝ってますマルも、待ってます♪
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2014.12.05 Friday
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おばあちゃんミステリ東西
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晩秋ですね。
5時くらいにはもう暗くなってしまうし、夜の長い季節です。
でも家の中で毛布にくるまって本を読むには絶好の季節。
今日は私の好きなミステリーのご紹介です。
まずは外国モノ。
私はアガサ・クリスティーのファンで、中学生くらいから読んでいて
今ではほぼ全部読んでしまったくらい。
何冊かは原書でも読んだりしました。
名探偵ポワロも好きですが、ミス・マープルもお気に入りです。
ご存じない方のために・・
イギリスの田舎の小さい村セント・メアリ・ミードに住む老婦人
ミス・マープル。一見、普通の上品でおとなしそうなおばあちゃんだが
類まれな観察眼と推理力で警察もお手上げの事件を解決していく
・・というような感じです。
はじめて読む方には「火曜クラブ」がオススメです。(文庫で出ています)
毎週火曜日に食事会で集まるメンバー(内容は作家、女優、医者、元警視、主婦など色々)が
自分が出会った事件の話をして、出席者が謎を解くというもの。
出席者たちは、作家のおばさんとして参加して隅っこでおとなしく編み物をしている
ミス・マープルはメンバーに入らないと思っているのですが
最後に名推理を披露して謎を明らかにするのはいつも彼女なのです。
これは短編集ですし、マープルのデビュー作なので初めには良いかと。
読んでいていつも「おもしろいなあ」と思うのが
ミス・マープルがスッゴク『性悪説』なこと。
「人間は基本は邪悪」という考え方なんですね。
人間って、意外と他の人の言ったことをうっかりそのまま信じてしまうもの。
事件に挑んでいるコワモテの刑事でも犯人のウソにさらっと騙されていたりします。
でも彼女は絶対、だまされない。
「まあ、でもあなた、それを信じてしまったんでしょう?
私なら信じませんよ。」
というセリフが時々でてきます。
この写真の「スリーピング・マーダー」は20年も前の「眠れる殺人事件」を
解こうとする若いカップルをミス・マープルが助ける話。
マープル物の最後の作品で、作中ではミス・マープルもかなり年をとっています。
「目が悪くなり、針に糸がすっと通らなくなった。すぐに居眠りしてしまう。
天気が悪いと膝が痛いし、フカフカのソファは立ち上がりづらい・・」という感じで
衰えはしながらも、最後は○○を使って犯人をやっつけたり・・という活躍も。
○○に何が入るかは良かったら読んでみてください。
「いかにも、英国の老婦人」という物を武器に使うのがクリスティーのユーモア。
ホメオパスとしてはミス・マープルの「人間への深い洞察力」というのは見習いたいところ。
そして「問題解決力」も!
あと、個人的には「庭の手入れを一生懸命している」というのも見習いたいです・・
(うちの庭は荒れ放題・・来年はなんとかしなければ!)
さて、日本モノです。
「大誘拐」です。
こちら、かなり前の作品で1978年の発表。
ですが読んでいても古さは気になりません。
そもそも私がこの本を読んだきっかけですが、
推理小説というのは、良く「ランキング」がされるんですね。
毎年、「このミステリがすごい!2014年版」なども出版されたりします。
「大誘拐」は、「今まで日本国内で出版されたすべての推理小説・ミステリでのランキング」で
1位になっていたので
「そんなに面白いの?」と思って読みました。
本は夫が買ってきて、2人とも読んだのですが
家にある本は、この写真の通り。
表紙カバーがとれて本も曲がっております。良く読んだので。
上の綺麗な写真は、先日、本屋さんの店頭で撮影しました。
この帯の言葉は、その通り!と思いました。
この本の最大の魅力は、誘拐される82歳のおばあちゃんです。
なにせ82歳。非常に小柄で(30kgくらいと描写)肉体的にはとても弱弱しいのですが
内側はそうではない。
今まで世界中で書かれた推理小説に、強く賢くカッコいいヒロインがたくさんいると思いますが
このおばあちゃん、その誰よりも、強く賢くカッコいいと言っても良いかと思います。
おばあちゃんに学ぶところは、
「いつでも誰にでも丁寧」というところ。
超・資産家のおばあちゃんなのですが、決して威張ることはなく、誰に対しても柔和な態度を崩しません。
自分を誘拐した犯人たちにもです。
このおばあちゃんが、おつきの若い女の子に言う言葉。
「ほんま、若いいうことはええもんですな。
でも、体は年をとっても心はいつも若うていたいもんですわなぁ。
私みたいに老年の入り口にかかりますと、とかく過去の影ばかりが見えて来よりましてなぁ。
こういうことではあかん。いくつになっても、心の中に虹のようなもの、きらめくものをもたなあかん。
そう思い思いしよっても、もうなかなかそういうもんは見えて来ませんでなぁ。」
これもなかなか、老境というものを表して良い言葉。
話かわりますが、先日、岡本ホメオパスとSHINeeのライブに行き
初めて会う方も交えて打ち上げをしました。
58歳と60歳の方が来る、というので
「話が合うかなあ?」と思っていたのですが
お会いしたら、たいへんお若かったのです。
お二人とも10歳くらいは若く見えたかも。
また、私の東方神起ファン仲間で、62、3歳くらいの方がいます。
お孫さんも何人もいるホントのおばあちゃんですが、
某大学で心理カウンセラーとして働きつつ
ライブにも元気に行っています。
前に「骨折したけどライブ行くから!」と連絡があり
埼玉スーパーアリーナで会ったところ
黒い革ジャンに革パンツでワイルドでした(^^)
おばあちゃん〜カッコいいぜ!
こういう人たちは、「大誘拐」のおばあちゃんの言う
「心の中に虹のようなもの、きらめくもの」
をものを持っているから若々しいのかな〜、などと思います。
やはり誰かのファンである、というのは体に良いようです!
「大誘拐」のおばあちゃんは、実は本の最後にはそれを持つ体験をするのですが・・
82歳だって結構人生イケイケもできるかもな、と読み終わるとニヤニヤします。
よろしければ、ぜひ秋の夜長のミステリー、お楽しみくださいませ♪
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