真弓先生と内海先生の講演会 その2 〜牛乳のこと〜

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    真弓先生と内海先生の講演会で出たお話、その2です。
    今日は「牛乳の話」。
    いきなりホメオパスとしての体験からぶっちゃけます。
    アトピーと喘息の方というのはクライアントさんの中でも多いのですが
    相談会で食生活のことなどもお尋ねします。
    そしてアトピーや喘息の方には特に「牛乳を飲みますか?どのくらい?」ということをお聞きします。
    最近はクライアントさん皆様、食のことにも私以上に詳しい方が多いので
    「飲みません」「たまに少量だけです」という方、
    牛乳のことを良くわかっていらっしゃることも多いです。

    やはり、アトピーや喘息が「牛乳(または乳製品)によって悪化」という方は
    とても多いようです。

    あまり意識せずに牛乳や乳製品をけっこうとっていた
    喘息やアトピーのクライアントさんに、それらを止めていただくだけでかなり良くなる人もいます。

    自分もアトピーがひどかった頃は、牛乳はもちろん、乳製品(特に生クリーム)を
    食べるとテキメンに悪化していました。

    慢性的に咳が出ていたお子さんが、牛乳を止めたらほとんど治ったことも。

    そして真弓先生と内海先生も、バリバリの「牛乳反対派」でした。

    真弓先生
    「あんなものを生まれたときから飲ませていたら、そりゃおかしくなるよ。」
    と言い切っていらっしゃいました。カッコいい・・【惚】

    そして、「さすが年の功!」という話をしてくださいました。

    なぜ日本人は牛乳を飲むようになったか。
    特に粉ミルク・学校給食などで、子供のバンバン飲ませるようになったか?

    そこに「母子手帳」の話も関わってきます。

    母子手帳というのはもともとアメリカで作られ、
    アメリカ政府から日本政府に向けて「こういうものを作りなさいよ〜」と命が来て
    日本でも作られはじめたそうです。

    (そこにはモチロン「うけるべき予防接種」というのも書かれています)

    日本で母子手帳を母親に持たせ始めた1920年から1927年まで、
    母子手帳の最後のページに、「これ(手帳)を作った企業名」が載っていたそうです。

    そこには
    「〇印乳業・明〇乳業・森〇乳業」の名前が!

    つまり、政府と民間企業と結託して
    ものすごい量の牛乳を国民が日常的に消費するように仕向けて行った、ということですよね。

    「日本国民はもっとカルシウムをとるべきだから」なんてもっともらしく
    言ったようですが
    明治時代になるまでは、牛乳というものを飲む習慣はなくとも
    じゅうぶん骨の丈夫な日本人が育っていたと思うのですが。

    そして、牧畜酪農中心の民族でなかった日本人には
    牛乳を消化する酵素が無い、または少ない人も多いため
    アレルギーの素となっているところもあります。

    また、自分も実感することですが、どうも牛乳や乳製品をとると
    体の中で「粘液が多くなる」気がします。
    喘息の方たちなどは、粘液が肺にたまりゼロゼロし、
    アトピーも浸出液が多くなる気がします(自分がそうでした)

    ・・と、ここまで書いてなんですが
    「牛乳=毒」ではないです。

    ただ、牛乳の飲み方(量・頻度)と質が問題なのだと思います。

    牛乳は、古いインド医学では「主な50の薬」のひとつだそうです。
    効能は「病後の滋養強壮の薬」などと書いてあるそうです。

    昔、仏陀のお話を読んでいたとき
    修行のときに木の下で長く断食をするくだりが出てきました。
    その修行を終えた仏陀は痩せこけて骨皮になっているのですが
    そこにスジャータという娘さんが「牛乳粥」を持ってきて
    それを食べて仏陀が元気回復〜!!という話がありました。

    牛乳は万能の栄養食品、などと言われていましたが
    断食明けくらいヘロヘロのときにとって栄養をつける、というほどの
    スーパーパワー栄養食、ということですよね。

    何事も「ほどほど」とか「適量」というのは大事なことなのに
    そんなスーパーパワー食品をザブザブ飲んでいたら
    それは栄養過多・粘液過多にもなるわ〜、と思います。

    毒じゃないですから、怯える必要はないですが
    もっと少量を大事にたま〜に飲むべきものなのでしょう。

    そして現代の牛乳は「質」も問題です。
    乳牛たちにたくさん牛乳を出させるため
    ホルモン剤が大量に投与されていますから
    その害も気になります。

    と、こんなことを書いている私は、実は乳製品がかなり好きです。
    チーズ・ヨーグルト・バター、好物です。
    普通に食べたりしているのですが、多すぎないよう
    嗜好品・贅沢品、と思って大事に食べています。

    生の牛乳をザブザブ飲むということはしていません。

    何事も『過ぎたるは及ばざるがごとし」と思いつつ、
    じっくり考えつつ食べたり飲んだりしていかないとな、と思います。
    posted by: philiaito | 未来のために | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

    真弓定夫先生と内海聡先生の講演会 その1

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      先日、岡本ホメオパスと2人で真弓定夫先生と内海聡先生の講演会に行ってきました。
      テーマは「本当の医療とは何か」。

      ご存じない方のために・・
      こちらが真弓定夫(まゆみさだお)先生。

      吉祥寺で小児科医院を開いていらっしゃるので、
      クライアントさんのお子さんが何人も行っています。
      そして行かれた皆さんにどうだったか聞くと、口を揃えて嬉しそうに
      「怒られました♪怖かったです〜♪」と
      おっしゃいますね。

      1931年のお生まれなので、84歳くらいでいらっしゃるはずですが
      イヤもう、切れ味鋭いトークが冴えわたっていらっしゃいました。
      お若い!
      東京医科歯科大学をご卒業後、小児科医としてもう60年以上お仕事をされています。

      こちらが、内海聡(うつみさとる)先生です。

      内科医、漢方医をされて現在はTokyo DD Clinicで主に癌の患者さんを
      診ていらっしゃるそうです。
      まだ40歳。ピチピチです!

      (余談ですが、内海聡先生をネットで検索すると、Wikipediaにも載っていらっしゃるので
       「おお、さすがだな〜」と思って読んだのですが
       Wikipediaの記事はおそらく内海先生に反対・敵対する人が書いたのではないかと思います。
       ほんのりじんわり、内海先生を「信用ならない医者」と印象づけるような書き方がされています。)

      今回の講演会はFM西東京が主催で、大きなテーマは「本当の医療とは何か」で、
      15項目からアットランダムに選び、ひとつの項目について2人で10分、
      お話していただく、という形式でした。

      おかげで、濃いお話がミッチリつまった感じになりとても良かったです。

      全部を、みなさんにお伝えしたい!と思うような素晴らしい内容だったので
      何回かに分けて書こうかな、と思います。

      それから多分、私が書き漏らしたことは岡本ホメオパスもボチボチ書いてくれるかも
      知れませんので・・(と、勝手に言っていますが)。

      講演会が終わって外にでた岡本ホメオパスとの会話。

      「溜飲が下がるわ〜〜〜」
      「バッサリ言い切ってくれたね!」
      「あ〜、スッキリした!」
      「普段思っていても、私たちが言葉を濁してなかなか言えないことを
       言い切ってくれて気持ちが良かったね」


      それでは、内容を・・。

      「風邪予防の手洗い・うがいについて」
      内海先生
      「しなくて良いです。ムダです。
       特にうがい薬なんぞ使っては(体を守っている)常在菌も
       殺菌してしまいますから、結果的に免疫を下げてしまいます。

       ちなみに、傷口の消毒もダメです。
       
       昔から、「アメリカ=殺菌文化」に対して日本は菌と共存する「共存文化」だったのに
       アメリカに良くない意味で習ってしまっていますね」

      真弓先生
      「うがい、手洗いなんてしてはいけません!
       バイキンやウイルスに敵対してはいけないんです。
       共存共栄していくことが大事。
       野生の動物と、家の中で清潔に飼われているペットとどちらが丈夫ですか?

       さらに、マスクもしてはいけません。
       子供にマスクをさせるなんて、子供に対する虐待ですよ。
       せっかく雑菌やウイルスに接する機会を奪ってるんですから」

      これに関しては、自分の体験、クライアントさんの体験ふくめ
      「本当にそのとおり」としみじみ思います。
      私は、仕事柄、もう10年ちかくも特に冬になれば
      インフルエンザの人と週に10人以上は接するのですが
      一度もマスクをしたことはありません。

      でも、もう20年以上も多少の風邪はあってもインフルエンザにかかったことはありません。
      もちろん、ホメオパシーのレメディRX-Influなどとったりもしますが
      全くとらなかった年もあります。

      また、何年か前にタイで大洪水が起きたとき、
      バンコクの主要部もかなり水に浸かり、急に非衛生な状態になりました。
      日本人の家庭では、おそらく普段、清潔に暮らしていたのでしょう。
      様々な菌に触れることが少なかった子供たちは肝炎になったりしたそうです。

      そういうニュースを特派員が中継している後ろで
      かなり汚い水に、タイの子供たちはドボーンと飛び込んだりして
      楽しそうに遊んでいました。

      「普段から雑菌にまみれて暮らしてると強いな!」
      ニュースを見て思ったものです。

      昔から、
      「深窓のご令嬢や、乳母日傘で育てられたおぼっちゃんはひ弱。
       野原をかけまわって鼻水垂らして汚れて育った子供は丈夫」
      というイメージがありますが
      これは、イメージではなく、本当にそうなんだな、と思います。

      私もいままで、家に帰ると手洗いとうがいはしていましたけど
      これからは、それも止めようかな〜と思いました。

      ・・・次ブログに続きます(^^)

       
      posted by: philiaito | 未来のために | 10:26 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

      フィリア 第30回セミナーでした

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        今日はフィリアで「はじめての方のためのホメオパシー」セミナーでした。

        今日の昼のフィリアからの富士山。
        冬場の朝〜昼は、こんなふうに見事な冬富士が臨めることが多いです。

        「はじめての方のための〜」は、もう何回目の開催になるでしょうか。
        何度もリピートしているセミナーで、
        ホメオパス2人も、わかりやすいように内容を少しずつ変えていたりもします。

        私たちにとってはだいぶ慣れたセミナーですが
        お客様にとっては「はじめての」なので
        新鮮な気持ちで来てくださるので
        こちらも初心を思い出したり新鮮な気持ちになります。

        「素朴なギモンなんですけど・・」とご質問頂いたりすると
        「ああ、それ、自分もホメオパシー1年生のとき疑問に思ったな〜」なんて
        思いだしたりします。

        そして、「ホメオパシーのことを知ろう」と思ってセミナーに来てくださるお客様は
        色々な自然療法、代替療法にもお詳しい方が多く、
        おしゃべり会でそのような話題が弾んだりして
        知らない療法の話も聞けたり。
        とても勉強になります。
        今日のお客様にも色々教えていただきました。
        ありがとうございました!

        今日のスイーツはこちら。

        色とりどりのワッフルで、春先取りな感じ。
        今日は小さいお子さんが2人、お見えになる予定だったので
        可愛い感じのお菓子にしたのですが
        急きょ、いらっしゃれなくなり残念!
        またの機会にお待ちしています。

        岡本ホメオパスと片付けをし、ちょっとお茶をして帰る頃には
        こんな夕富士でした。

        さて、これからのセミナーの予定ですが
        ホームページトップにもお載せしているように
        2/8(日)花粉症セミナー
        3/1(日)基本キットを使いこなそう(前編)
        4/19(日)基本キットを使いこなそう(後編)

        すべて今のところ、満員になってしまっております。

        ただ、キャンセルが出ることもありますので
        「空席が出たらご連絡ください」と言う方は
        キャンセル待ちリストにお載せしますので
        ご連絡ください。

        また、
        「相談会を受ける前に『はじめての方のためのホメオパシー』セミナーを
        受けたい」
        と言う方は
        出張セミナーもやっておりますので
        そちらもぜひ、ご利用ください。
        (それ以外のセミナーをご希望の方も、ご相談ください)

        ホームページトップの「お問合せ」フォームからメールで
        またはお電話で、お気軽にお問合せください。

        お待ちしています(^^)。









         
        posted by: philiaito | ホメオパシー | 23:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |