第56回セミナー「キッズキットを使いこなす!【後編】」&素晴らしいソーファー様たち

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    6/18(日)はフィリアにて、

    「キッズキットを使いこなそう!【後編】」でした。

     

    今回もほぼ満席&ピカピカの可愛い赤ちゃんも来てくれて

    和やかでした〜。

     

    写真を撮り忘れたのですが、今回のスイーツは

    近くの「安政2年創業 俵屋の 水饅頭 または 鮎」でした。

    この季節は涼しげな和菓子が食べたくなりますね。

     

    今回のセミナーに出てきたレメディをひとつ、取り上げよう、どれにしようかな、と思い

    セミナーの画面を見ていたら、ある思い出が浮かんできたので今回は

    レメディSulph(ソーファー)にしようと思います。

     

    Sulphは「硫黄」から作られるレメディです。

    ホメオパシーの創始者ハーネマンが作ったレメディのひとつで

    ホメオパシーの初期の初期から使われています。

     

    そして、根本体質レメディのひとつでもあり

    ポリクレストと呼ばれる、ある意味、万能なレメディのひとつでもあります。

     

    「大きなレメディ」というような言い方もします。

    Sulphは、あらゆる内臓の問題(特に腸)・皮膚の症状・毒だし・体質、性質改善・

    遺伝的傾向を変えていくためのアプローチ・・・などなど

    すごくたくさんのことに力を発揮するので

    「これだけに特化しているレメディですよ〜」とは

    逆に言いづらかったりします。

     

    特に「Sulphが根本体質」と言う人には、より、Sulphは効くと言えます。

     

    では「典型的なSulphさん」はどんな感じ?かというと

    これがワタクシ作のSulphさんの絵です。

     

    ご存じ、横溝正史の小説に登場する名探偵・金田一耕介です。

    特徴は

    「マイペース」

    「頭が良く好奇心旺盛。ひとつのこと(事件など)に没頭すると

     他のことは目に入らなくなる」

    「部屋が散らかっていても平気、自分の身なりもボロでも平気、

     人がなんといおうと気にしない」

    「暑がりで、素足に下駄」 など。

     

    そして、これは金田一耕介の特徴、というワケではないですが

    「朝食をしっかり食べても午前11時にはもうおなかがすく」

      (低血糖とも代謝がとても良いとも言える)

    「分泌物の出方が盛ん(鼻水、痰、膿などの出方が勢いが良い)」

    「痔になりやすい」  などなど。

     

    現実世界では、この方!

    「Sulphっぽいなあ〜」とテレビを見ると思います。

    頭は抜群に良い、マイペース、あんまり身なりを構わなさそう・・

     

    ちなみに「ホメオパシーin Japan」にある由井寅子先生作の

    Sulphさんは、これです。

    「自由人」

    「自然児」

    「のびのびしている」という

    Sulphの感じが良く出ているなあ〜、流石!と思います。

     

    「Sulphさんたち」として思い出していたのが

    自分が32歳ころにテレビ業界で仕事をしていたときにお会いした

    大学教授の方々です。

     

    某大学による「放送大学」を作っていたのですが

    講義をしていただく

    早稲田や東大の教授の皆様と、番組について綿密な打ち合わせをするのが

    私の仕事でした。

     

    1時間×10~20回ほども収録をするのですが

    そのための画面原稿を頂いて、ときには

    「先生、ここを直してください」なんて言わなくてはなりません。

     

    収録を始める前は

    「50代から80代のおエライ教授陣、もしかして威張っていたりするのかしら・・・

     コワイ人とかエラそうな人だったらイヤだなあ・・・」なんて

    思っていたのです。

     

    しかし!

    全く逆!でした。

    10人以上の教授の方々と仕事をしましたが、威張った人、コワイ人は皆無で

    みなさま本当に優しく・・タイプ的にはSulphのような方ばかりだったのです。

    もちろん、それぞれ性格は違うわけですが共通項がありました。

     

    ◎素直

    ◎のびのびしている

    ◎誰にでも態度が同じ

    ◎基本、元気でタフ、良く食べる

    ◎明るい・・どちらかというと能天気なほどに

    ◎「見栄っ張り」という面が無い

     

    なんだか失礼なことを書いているような気がしますが(笑)

    こんな感じだったのです。

    子供のころから頭が良くて、夢中になれるものを見つけて一心にやってきたら

    知らないうちに有名大学の教授になってました・・というパターンなんですよね。

     

    テレビ業界の「ロケ弁」的なものはピンからキリまでありますが

    この放送収録のときは、「多忙で偉い教授陣に無理いってやっていただいているから〜」と

    スポンサーから豪華弁当が出ていました。

     

    最年長の82歳くらいだった東大名誉教授は、お弁当を出した途端こういいました。

    「わあ!豪華なお弁当だなあ〜。美味しそうだね。

     いいなあ〜。みんな(撮影スタッフのこと)いつもこんな良いお弁当食べてるの?」

     

    字で書くと子供が言ったみたいな言葉ですが、本当にこう言われました(^^)

    ものすごい教授なのに、ものすごく可愛い方なんです。

     

    「僕はね〜、朝は早いから早〜く大学に行って、お昼になったら助手の学生さんに 

     アジフライ弁当買ってきてもらうの。それで午後4時くらいになったらもう帰ってね

     家で某アニメを見て夕ご飯食べて寝るの」

     

    と、言っていらっしゃいました。

     

    50代くらいのイケメン・ロマンスグレーの教授は、同年配のディレクターさんに

    「〇○さんは、家事を手伝わないんですか?いいなあ〜。僕、手伝わないと奥さんに怒られるから・・・」と

    言っていました(笑)

     

    ホメオパスの間で

    「あなた、Sulphぽくなってきたね」とか

    「おたくのお子さんは本当にSulphだね」とかは

    褒め言葉です。

     

    「のびのびして、何にも捕らわれないで、生まれたままの気質を抑えず、子供のように純粋な好奇心を持って

     陽気に楽しく生きているね!」 と、いうようなニュアンスだからです。

     

    Sulphは、毒だしのレメディでもあるので摂ると

    なんらかの形で(たとえば湿疹など)体の外に毒素が出てくることもあります。

    湿疹が出たら嬉しくないか知れませんが、体の中に溜め込んでいるよりは

    やっぱり良い。

     

    「私はまだまだかな?」と思うこともありますが

    もっとレメディをSulph含め色々とって、ドンドン出して

    上記のような素敵Sulphさんに近づけたら良いな〜と思います。

    posted by: philiaito | ホメオパシー | 21:08 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |

    高野山

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      5月の終わり、岡本ホメオパスと高野山ツアーに行ってきました。

      高野山の前に訪れた「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」は

      ちょっとビックリするくらいの神々しいところで、まさに聖地!と言う感じでした。

       

      詳しくは、岡本ホメオパスのブログをどうぞ〜。

      http://philiaokamoto.jugem.jp/?month=201705

       

      岡本ホメオパスと私の「妄想過去生」では

      ワタクシたちは「おっさん修道士仲間」だったことになっています。

       

      その当時は自由に世界を旅して、各地の聖地を見に行くなどということはできず

      毎日毎日、修道院でお勤めをしながら

      「行ってみたいねえ〜」と憧れだけを募らせていたのかも。

       

      そのためか、今の人生で昔から意識しなくても「聖地」に行きまくっている二人です。

       

      私に関して言えば

      高野山も小さいころに来ていますし

      外国ですと

      フランスのモン・サン・ミッシェル、

      イギリスのセント・マイケルズ(イギリス版モン・サン・ミッシェルです)やストーンヘンジ、

      アイルランドのケルトの聖地、

      イタリアのアッシジ、ローマ、バチカン、

      オーストラリアのウルル(エアーズロックとも言われる、アボリジニの方たちの聖地です)

      アメリカのセドナ、

      ・・などなど、いつのまにかいろんなところに行ってきました。

      そんな「聖地ズレ」した自分(&岡本ホメオパス)が

      「こ、ここは凄い、凄すぎる!今まで訪れた中でも一番スゴイかも」と思うくらいの

      丹生都比売神社でした。

       

      丹生都比売神社は桜井識子さんの本によると

      「さっぱりキッパリした女性の神様」がいらっしゃるとのこと。

      神社は清々しい中にも朱塗りで女性らしく美しいのでした。

       

      一方、高野山。

      こちらは「落ち着いた男性的な荘厳さ」を湛えておりました。

      昔は女人禁制でした。

      こちらは門前です。

      ここを入っていくと

      金剛峰寺です。

      こちらは高野山と宗派すべての寺院をとりしきる事務所的な場所でもあるとのこと。

      中もとても広く、いろいろ見て回って疲れたころに大広間に出ます。

      そこに弘法大師さまの坐像画があります。

       

      あ、ちなみに「弘法大師さま=空海さま=お大師様」は同じ方です。

      私はなんとなく、「お大師さま」というのがしっくりきます。

      この前でお坊様(美形多し)がお話をしてくれています。

      そこに無料で!お茶とお菓子を出してくれるのです。

       

      みんな思い思いにくつろいで、足を伸ばして座って

      お話に耳を傾けたり、小声でおしゃべりしながらお茶、お菓子を

      楽しんだり。

      総本山のお寺なのに優しくておおらかだし

      お大師さまに「よしよし、遠くから良く来たのう〜。ま、休みなさい」と

      労われているようで、すごく良い空間でした。

       

      そうそう、高野山には至るところに「こうやくん」がいます。

      岡本ホメオパスが「可愛い〜♪」と萌えて

      小物を購入していました(笑)

       

      上の金剛峰寺はメインのお寺ですが、役所のような、事務所のような

      役目のところでもあります。

      高野山の一番の厳かな大事な場所は

      弘法大師さまが、今も修行を続けているといわれる「奥之院」です。

       

      そこに行くまでに、お墓や供養塔がズラーと並んでいます。

      もう、大名、大大名、有名人、有名な会社が勢揃い、という感じです。

       

      今回行って初めて知った、高野山の懐の深さ!

      「仏の世界で敵も味方も無い。仏にすがるものは誰でも来て良い」という

      おおらかさ!

       

      武田信玄・勝頼の供養塔、そしてライバル上杉謙信・景勝の霊屋が近くにありました。

      薩摩島津家、加賀前田家、越前松平家、紀州徳川家、などなどもそろい踏みです。

      びっくりしたのは、高野山をも攻め、「高野聖」と言われた僧兵の方たちも多く殺した

      織田信長さんの供養塔もあったことです。

       

      しろありの駆除業者協会が立てた、白蟻たちのための供養塔もありました。

       

      この橋の向こうに「奥之院」、その手前に「燈籠堂」があります。

      ここから先は撮影禁止なのです。

       

      「奥之院」のあたりはグッと空気が清浄というか濃密というか

      違いました。

      弘法大師様は、今でも奥之院の中で修行を続けられている、と

      言われています。

      「燈籠堂」の中には写経を納められるところがあり

      もうすぐ母の七回忌だったので写経をして持って行ったのを

      納めさせて頂きました。

       

      撮影は出来なかったのですが

      燈籠堂の後ろに回ると奥之院のすぐそばに

      「お大師様への手紙のポスト」があります。

      高野山のHPにもある説明をちょっとカジュアルに翻訳してみますと

       

      「文でもイラストでも絵でも何でもOK!

       匿名でも実名でもOK!

       お大師さまにだけ読んで欲しい、他の人は読まないで〜という場合は

       「お大師さまだけ」って書いてね♪

       手紙を読んでくださったお大師様に感謝のお経をささげた後、

       願いが込められた手紙はお加持をしてお焚き上げします!」

       

      という感じです。

       

      高野山に行く前は、もっともっと荘厳で厳しい感じの高尚な場所なのかしら、と

      思っていました。(小学校のときに来た記憶は朧で)

      でも行ってみたら

      「ああ、お寺というのは、お大師様もお坊さんの皆様も

       (私のような)迷える衆生を救うために本当に懐深くいてくださるんだな〜」と

      しみじみ思いました。

      寺の良さがしみてくるアラフィフです。

      またぜひ、行きたいなあ、と思ったのでした。

       

      posted by: philiaito | 旅行 | 13:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |